デザイン

【色選び迷子さん必見!】色彩心理を活用したデザインに適した色の決め方

こんにちは、このみです!
このサイトをご覧くださり、ありがとうございます。

デザインを始めて、色選びに悩んでいませんか?

私もデザインを始めたての頃、タイトルの色の修正が入り、自分の感覚で色を修正して
編集の人に「どうしてこの色選びにした?」と言われたことがあります。

しばらくは色選びに自信がなく、何色を使ったらいいのかわからず、迷子になっていました。

しかし、本などで勉強するうち、色選びもデザイン同様、感覚ではなく論理的にするものだと学びました。

今回の内容を頭に入れておけば、もう色選びで時間を費やすことや、悩むこともなくなります。

この記事では、情報を効率的に伝える色選びについてご紹介します。

色を決める前にやること

まず前提として、作成するデザインの目的やターゲットを明確にします。

 目的

  • 伝えたいメッセージは?
  • 持たれたいイメージは?

 ターゲット

  • 大人向け or 子供向け
  • 男性 or 女性

また業界によってもよく使われる色が違います。
業界の市場調査や競合調査を行い、その業界ではどんな色が一般的なのかチェックしましょう。

デザインする際は、業界でよく使われる色を使う、またはあえてはずしてオリジナリティを打ち出すのも戦略です。

色が持つイメージを利用する

色が人に与えるイメージは、普段意識していないと思いますが、その効果は絶大です。

必ず押さえて、デザインに取り入れていきましょう。

それぞれの色が持つ一般的なイメージは以下の通りです。

イメージ
情熱、活力、明るさ、情熱、高揚
冷静、知的、先進的、信頼、誠実、爽快感
安心、癒し、自然、リラックス、安らぎ、若さ、健康
明るさ、元気、愉快、注意、希望、カジュアル
オレンジ 活発、陽気、明るさ、暖かさ、喜び
ピンク 優しさ、可愛い、女性的、幸福、愛情
上品、高貴、優雅、神秘
純粋、清潔、潔白、清楚
高級感、重厚感、洗練、威厳

ビジネスの場では「信頼」や「誠実」をイメージする青が、
女性向けデザインでは「優しさ」や「可愛さ」をイメージするピンクが、
男性向けデザインでは「洗練」や「力強さ」をイメージする黒が多く利用されています。

同じ女性向けでも、年代によってターゲットが10代ならビビットなピンク、
40代なら落ち着いたピンクなど、同じ色でも選ぶ色は違ってきます。

配色の基本ルール

複数の色を使用する場合、配色のバランスが重要です。

配色は普通、ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの3色で構成されます。

  • 全体の印象を決めるベースカラー:約70%
  • デザインのテーマカラーとなるメインカラー:約25%
  • 強調したいところに使うアクセントカラー:約5%

もう少し説明すると、ベースカラーは広い面積で使うので、邪魔にならない白やクリーム色など薄い色が使いやすいでしょう。

メインカラーの決め方は、前でお伝えした色のイメージを使用したり、
デザインの中で写真を使っているのであれば写真の中の色を抽出して使うのが基本です。

アクセントカラーはメインカラーの反対色をもってきて、小さく使うと
メインカラーを引き立てます。

まとめ

このように色は、感覚で選ぶものではなく論理的に選ぶものです。

デザインの前段階の目的とターゲットを念頭において、色選びをしましょう。

また、色のイメージを利用してデザインに取り入れれば、情報を効果的に伝えることができます。

色選びに費やしていた時間で、新しいことにチャレンジしていきましょう!