デザイン

【単価アップ戦略】デザインの作業時間を大幅削減。便利なデザイン時短テクニック

こんにちは、このみです!
このサイトをご覧くださり、ありがとうございます。

「デザインに時間がかかり過ぎる…」
「デザインの案件が低単価で疲弊している…」
そんな悩みを抱えていませんか?

それ、ちょっと考え方を変えてみませんか?

自分の手を動かす時間を短縮することを考えてみましょう。

デザインを始めて間もない方は、何が正解かわからず1つのバナー制作に3日かかるなんてことも。

もし今、バナー1枚3,000円の仕事に3時間かけているなら、あなたの時給は1,000円。
もしそれを2時間で作れるようになったら、時給は1,500円まで上がります。
さらに1時間で作れるようになったら…、時給は3,000円です。

できた時間で新しい仕事にも取り組めますし、スキルアップのための時間も作れますよね。

実は、デザインを行う前の準備をしっかりすることや、ツールの活用次第で、デザイン制作のスピードは驚くほどアップするのです!

この記事を読めば、今まで何時間とかかっていたデザインの制作時間を短縮でき、低単価で悩むこともなくなりますよ。

早速この記事を読んで、今日からあなたの制作にデザインの時短テクニックを取り入れてみてください。

デザイン制作に時間がかかる原因

なぜ、あなたがデザイン制作に時間がかかっているのか、原因を考えてみましょう。

  • なかなかいいアイデアが思い浮かばない
  • デザインのリサーチに時間がかかる
  • デザインツールの操作に慣れていなくて、制作がスムーズに進まない
  • 何が正解かわからなくて、試行錯誤してしまう
  • クライアントから大幅な修正が入り、修正対応に時間が取られる

などが挙げられると思います。

原因がわかれば、その対応策を1つ1つ考えればいいということです。

次からその対応策について見ていきましょう。

準備編

クライアントから大幅に修正が入る、試行錯誤してしまうというお悩みに対しては、デザインをする前の準備が甘いということが考えられます。

デザインをする前に、1番伝えたいことは何なのか、どんな人に届けたいのか、どんなトーン&マナーで統一するのかなどが固まっていないと、その時の感覚に左右され、デザインの軸がブレブレになり、試行錯誤することになり時間がかかります。

時間をかけても、いいものが作れるとは限りません。

クライアントワークには納期があるものですし、自分で終わりを設定しましょう。

1.設計に時間をかける

デザインの制作に入る前に、そのデザインは何を目的に作るものなのか、誰に向けて作るものなのかを1行にまとめて書き出しましょう。

できればラフを書いて、何を大きくするのか、全体的なバランスなどを決めましょう。

手を動かしてデザインする前に「見える化」することで、頭の中にある情報が整理され、デザインの軸がブレることが少なくなります。

2.普段からデザインのストックをしておく

デザインを始めたものの、いいアイデアが浮かばず手が止まる、デザインのリサーチに時間がかかり過ぎること、ありませんか?

特に、0からデザインを考えるのは難しく、時間がかかる原因になります。

普段から参考になるデザインを事前にストックしておくのがポイント。

そこでオススメなツールが「Pinterest」です。

Pinterest(ピンタレスト)は、Web上の画像や動画を集めてコレクション化したり、共有したりできる、ビジュアル探索型のSNSプラットフォームです。

Pinterestはアカウント登録なしで、膨大な画像データベースを閲覧できます。

気に入ったデザインは、Pinterestのピン機能を使って、自分のボードにまとめて保存しておくことも可能です。

普段からPinterestで見つけたまねしたいデザインは、後から見返しやすいように、ピン機能でストックしておきましょう。

制作編

制作では、知っていると知らないでは大きな差になる時短テクニックがたくさんあります。

今回ご紹介するテクニックを身につけて、制作の時間を減らしていきましょう。

3.文章や構成はAIを活用する

クライアントワークのバナー作成や資料作成など、クライアントから原稿が提供されず、文章やコピーから自分で考えることも。

そんな時は、ゼロから自分で考えるのではなく、生成AIを活用しましょう。

ターゲットや目的を入力すれば、文章や構成だけでなく、どうやって見せたらいいのか、デザインの提案もしてくれます。

アイデアが思い浮かばない時は、自分の頭で考えず、生成AIに頼りましょう。

4.ショートカットキーを覚える

デザイン制作に使うアプリケーション。
操作を行うのに、毎回メニューから選んでいませんか?

メニューから毎回操作を選ぶより、ショートカットキーを覚えれば断然操作が早いです。

ctrl+Cでコピー、ctrl+Vで貼り付けだけでなく、そのアプリケーション固有のショートカットキーを覚えることで、作業が断然捗りますよ。

Canvaのショートカットキー

基本的なショートカット
元に戻す Ctrl + Z
やり直す Ctrl + Y
保存 Ctrl + S
すべて選択 Ctrl + A
テキストを追加 T
長方形を追加 R
円を追加 C
線を追加 L
素材のグループ化 Ctrl + G
素材のグループ解除 Ctrl + Shift + G
素材のロック Alt + Shift + L
素材を前面へ移動 Ctrl + ]
素材を背面へ移動 Ctrl + [
素材を最前面へ移動 Alt + Ctrl + ]
素材を最背面へ移動 Alt + Ctrl + [
素材の整列 Alt + Shift + T
次の/前の素材を選択する TabまたはShift + Tabキー
テキスト編集のショートカット
検索と置換 Ctrl + F
フォントメニューを開く Shift + Ctrl + F
太字テキスト Ctrl + B
斜体テキスト Ctrl + I
下線 Ctrl + U
左揃え Shift + Ctrl + L
中央揃え Shift + Ctrl + C
右揃え Shift + Ctrl + R
番号付きリスト Ctrl + Shift + 7
箇条書き Ctrl + Shift + 8
テキストスタイルをコピー Alt + Ctrl + C
テキストスタイルを貼り付け Alt + Ctrl + V

5.テンプレートを作っておく

Canvaでは、よく使うデザインをテンプレート化して、いつでもワンクリックで呼び出し可能。

次回以降、ゼロから作らずに済みます。

6.ブランドキットを使う

CanvaのProにしかない機能ですが、ブランドキットを使うというのも有効な手です。

ブランドキットは、よく使うロゴ、フォント、カラーを登録することができます

登録されたロゴ、フォント、カラーをワンクリックで呼び出せ、統一感のあるデザインを保てます。

クライアントワーク編

クライアントから大幅に修正が入るというお悩みに対しては、クライアントとのコミュニケーションに問題があることが考えられます。

クライアントからのヒアリングに問題はないか、一度見直してみましょう。

7.クライアントとのコミュニケーションをしっかりとる

クライアントから大幅な修正が入るということは、最初のヒアリングの段階で、クライアントの要望をちゃんと聞き取れていないということが挙げられます。

修正を減らすためには、最初にデザインの方向性を明確にすることが大切です。

最低でも以下の3点ははっきりとさせましょう。

✅ ターゲット(誰向けのデザインか?)
✅ デザインの目的
✅ そのデザインはどこで使われるか

クライアントから既に説明があったことを聞くのはNGですが、わからないことや疑問点を質問するのは大丈夫です。

打合せ段階で伝えたことが正しく伝わっていなかった、伝えたイメージと違うなど、クライアントと制作側での認識違いはよくあることです。

むしろ、わからないことをうやむやにするより、質問することで、クライアントはあなたのことを「真摯に誠実に仕事に取り組んでくれる人」というイメージを持ってくれるはずです。

必ず曖昧な点は確認をし、認識の違いをすり合わせることで、制作にかかる無駄な時間を短縮しましょう。

また、デザインを提出する際に、「このデザインはこういう意図で作りました」という説明を加えるのも有効です。

クライアントの納得感が高まり、後々の細かい修正を減らすことができます。

時短術を身につけて単価アップを目指そう

今回は、デザイン業務で使える時短術をご紹介しました。

長い時間かかっていたデザイン制作を短い時間でできるようになったら、できた時間で他に新しい仕事にも取り組んでもいいですし、新しいスキルを身につける学習の時間に割くことも、家族との時間を作ることもできます。

今回ご紹介した時短術を身につけて、低単価なお仕事から抜け出しましょう。