こんにちは、このみです!
このサイトをご覧くださり、ありがとうございます。
「Canvaでインスタの投稿で使う図解を作ったけど、うまく作れない」
「Xの図解作成の時間がかかる…」
そんなお悩みを抱えていませんか?
「図解」は、情報を「ひと目で理解できる」形に整理する最強のツールです。文章だけでは伝わりづらい内容も、図にすることで一気に伝わりやすくなり、SNSやYouTube、ブログなどでも活躍します。
今回は、図解の基本的な作り方から、図を作るときの考え方、活用シーンまでを分かりやすくご紹介します。
なぜ図解が効果的なのか?

私たちが日常的に得ている情報の多くは、「視覚」から来ています。文章を読むことも視覚的な情報収集の一つですが、意味を理解するにはどうしても時間がかかるもの。箇条書きで要点を整理するのも効果的ですが、それでも文字を追う作業は必要です。
一方、情報を図で表現するとどうでしょうか。図解は視認性が高く、ひと目で全体像や関係性を捉えることができます。理解も早く、矛盾点や疑問点を発見しやすくなります。
図解の最大のメリットは、「共通のイメージが持てること」です。文章の説明は、人によって解釈がバラつきがちですが、図解なら伝える側・受け取る側の間にズレが生まれにくくなります。
図解の最大の魅力は、「ひと目で理解できる」こと。文章で読むより記憶に残りやすいため、専門用語や複雑な構造も、図にすれば「パッと見でわかる」に変え、誰にでも伝わりやすくなります。
誰でも描ける図解の作り方|基本の3ステップ
「図解って難しそう…」「絵が苦手だから無理かも」
そう思う方も多いですが、実は“丸と線”があれば誰でも十分「伝わる図」を作れるようになります。まずは以下の基本ステップを押さえましょう。
ステップ①:伝えたい情報の要点を読み取る
図解の出発点は、「何が重要か」「何を伝えたいか」を見極めることです。情報の中で優先順位を付け、図に盛り込むべき内容を選びましょう。
ステップ②:キーワードを書き出す
伝えたい要素を単語や短いフレーズで書き出してみましょう。これが図のパーツになります。
ステップ③:囲み・矢印・アイコンで関係性を表現する
書き出したキーワードを、囲んだり矢印でつないだりして関係性を可視化します。因果関係や流れを矢印で示し、役割やカテゴリごとにグループ化し囲って整理すると、情報の構造がより明確になります。必要に応じてアイコンや色を加え、見やすく整えていきます。
ポイント: 余白をしっかり確保する
たくさんの情報を「とりあえず全部図にしよう」と詰め込みすぎると見づらくなり、結局何が言いたいのかが伝わらなくなってしまいます。
後から要素を追加できるよう、余白も意識しましょう。
図解のレイアウト6つの型
キーワードと要素の関係性を表すには、さまざまなレイアウトがあります。
図解によく使われる6つの型をご紹介します。
①並列型(リスト型)
複数の要素を横並びで紹介する型。
- 特徴やメリットの比較
- 商品のラインナップ紹介
- 手順の一覧
📌 使い方の例
「3つの強み」「5つのポイント」など、同列で見せたいときに便利です。
②フロー型(流れ型)
物事の順序や手順、プロセスを矢印でつないで表現する型。
- 業務フロー
- サービス導入の流れ
- 申請手順
📌 使い方の例
「申し込み → 審査 → 契約 → 利用開始」など。
③因果関係型(原因と結果)
原因と結果の関係性を図で表現する型。
- トラブルの要因分析
- 問題発生→対応策の流れ
- 改善ポイントの整理
📌 使い方の例
「残業が多い → 生産性が下がる → モチベーション低下」
④ツリー型(階層型)
情報を上から下に枝分かれで整理する型。
- 組織図
- カテゴリ分け
- プロジェクトの全体構造 など
📌 使い方の例
「Aというテーマ → A-1 / A-2 → A-1-a / A-1-b」など。
⑤マトリクス型(2軸比較型)
縦軸と横軸で比較・分類をする型。
- ポジショニングマップ
- 優先順位の整理
- ターゲット分析 など
📌 使い方の例
「重要/緊急のマトリクス」「価格/機能のマップ」
⑥放射型(マインドマップ型)
中央のキーワードから放射状に関連情報を広げる型。
- アイデア出し
- 全体構想の整理
- キャンペーン設計の初期段階などで活躍
📌 使い方の例
「新商品」→「特長」「価格帯」「ターゲット」「販促方法」
図解作りは「情報整理術」
情報が複雑な時こそ図解化してみましょう。
可視化することで、伝えたい情報の全体像が見え、優先順位が整理されていきます。
図解で最も重要なのは、ステップ①の情報整理です。「誰に」「何を」「どう伝えたいのか」を明確にし、図の目的を一つに絞ることが大切です。
図解は誰にでも伝わる表現ができるのが強みです。文章だけの投稿よりも、読まれる・理解される確率がぐっと上がります。
今回ご紹介した図解作りのコツをおさえて、あなたの発信に活かしてくださいね。