こんにちは、このみです!
このサイトをご覧くださり、ありがとうございます。
「ブログはもうオワコンだ」などと耳にしたことはありませんか?
今では、動画やSNSなどの媒体も増え、「今さらブログをやる意味があるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
ですが、でも、実はその逆。
中身のないブログは淘汰されましたが、本質を押さえたブログは今でも強力な武器です。
むしろ、ライバルが減った今こそチャンスとも言えます。
ブログはマーケティングを学ぶのに最強のツールです。
というのも、ブログは、
✅ 伝える力を上げるライティングスキル
✅ コンテンツの構成などを作るコンテンツビジネスの基礎
✅ Googleで上位表示されるためのSEOという考え方
を学べます。
この記事では、「ブログはオワコン」と言われる時代に、マーケターがあえてブログを始めるべき5つの理由を解説していきます。
ブログがオワコンと言われる理由

ブログが「終わったコンテンツ」=「オワコン」と言われるのはなぜでしょうか?
その理由についてみていきたいと思います。
SNSや動画コンテンツの台頭
ブログがオワコンと言われる理由の1つに、SNSや動画の台頭が挙げられます。
XやInstagramといったSNSは、リアルタイム性や直感的な操作方法といった利点から、多くの人に支持されています。
特に若者を中心に、短い文字数でさらっと情報を共有できるXや、ビジュアル中心のInstagramはブログよりも手軽に情報を発信、共有できるメリットがあります。
また、YouTubeやTikTokといった動画メディア系SNSは、文字よりも動画の方が伝わる情報量も多く、手軽に情報を得ることができます。
企業ブログや法人サイトが強いから
現在、Googleでは「有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成」を目指して、E-E-A-Tを評価する仕組みになっています。
E-E-A-Tとは、Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の頭文字をとったもので、現在のGoogleの評価基準となっています。
具体的には、「誰が書いているのか(専門的な知識を持つ人が書いているか)」「根拠が明確か」「信頼のおけるサイトであるか」が重要視されるようになりました。
これは、YMYL(Your Money or Your Lifeの略)と言われる、健康やお金に関するジャンルで重視される傾向にあります。
このGoogleのアルゴリズムの変更で、企業が運営するオウンドメディアが評価され、個人が運営するブログが上位表示されにくくなっていることも、「ブログはオワコンだ」と言われる所以です。
企業のメディアが強い理由として、
①企業ドメインはSEOの評価が高い
②記事コンテンツが多い
③アルゴリズムと相性がよい
ということが挙げられます。
企業は個人よりも資金が潤沢で、ライターを複数雇って短期間に良質の記事を大量にアップすることが可能な上、Googleが採用しているE-E-A-Tを重視したアルゴリズムは企業が有利になっています。
このような理由から、個人ブロガーが企業と戦わなければならない時代となっているのも、ブログがオワコンといわれている理由のひとつです。
アフィリエイトバブルの終焉
一時期、アフィリエイトは「誰でも簡単に始められる」と広まり、アフィリエイト目的でブログを運営する人が爆発的に増加しました。
しかし、ノウハウが広まりテンプレート化した結果、ブログの内容や構成が画一的になり、質が低下することになりました。
ユーザーからも検索エンジンからも評価されにくくなりました。
これは「楽して稼げる」系のブログが淘汰されただけ。ユーザーの悩みに寄り添い、検索ニーズを満たす良質なブログは、今もなお必要とされ続けています。
マーケターが今こそブログをやるべき5つの理由

理由1:文章力・伝える力が爆上がりする
マーケティングにおいて、ターゲットに「どんな未来を届けるか」を伝えるために、「文章を通した表現力」が必要になります。
「ライティング」は全コンテンツの土台で、ブログだけでなく、動画、SNS運用、LP制作、セールスコピー、メルマガなどすべてに通じます。
自分の考えや想いを文章に落とし込み、ブログに整理して発信することで、知識の定着や構造化が促され、提案力や分析力が向上します。
また、書くことで伝え方、伝える順番、言葉の言い換え力が磨かれます。
理由2:SEO対策が身に付く
SEO(Search Engine Optimization/検索エンジン最適化)とは、Googleなどの検索エンジンで、自分のサイトや記事がより上位に表示されるように、サイトの構造やコンテンツを最適化する一連の施策のことです。
ユーザーが検索した際に、自分のコンテンツが見つけてもらえる確率を高め、結果的にアクセス数や問い合わせ・売上などにつなげることができます。
SEOの基本要素には、次のようなものがあります:
- キーワード選定と適切な配置
- タイトル・見出しの最適化
- 内部リンク・外部リンクの設計
キーワード検索は、ユーザーの明確な“悩み”や“意図”の表れ。SEOの視点でユーザーがどんな言葉で検索するかを読み解くことで、ユーザーのインサイトを理解し、より的確なニーズ把握とコンテンツ設計が可能になります。
ブログ運営においてSEOを意識することで、ただ書くだけでなく「検索される」記事になり、長期的なアクセスと成果につながります。
また、Googleの順位最適化を参考にしているWEBサービス・SNSは多いので、GoogleのSEOの基礎を知っておくと、他のメディアでも使えます。
理由3:「ストック型コンテンツ」として資産化できる
ブログの最大の武器は「ストック型コンテンツ」であること。
ストック型コンテンツとは、公開してから時間が経っても価値を発揮し続けるコンテンツのことです。検索エンジンに評価され、ユーザーのニーズと合致すれば、何年経ってもアクセスが集まり続ける特徴があります。
SNS投稿は流れて終わりますが、検索に強いブログ記事は数年にわたって問い合わせ、LINE登録などのアクションを獲得し続けます。
ブログ記事は、ストック型コンテンツの代表格であり、積み重ねによって大きな資産になります。
理由4:個人ブランディング・キャリア形成につながる
ブログはあなたの「デジタル履歴書」や「営業資料」として機能します。
転職活動や新規案件獲得の際、ブログを読んでもらうだけで思考やスキルが伝わり、ポートフォリオ代わりに使うことができます。
また、「ブログをきっかけにスカウトされた」「登壇依頼がきた」など、新規案件獲得や転職、登壇などのチャンスにつながるという実例もあります。
言語化された発信は、信用と信頼につながります。
理由5:マーケティングのPDCAを回せる実践の場
自分でマーケティング施策を打ち、アクセスを集め、アフィリエイトや自社サービスにつなげる。これはまさに「マーケティングの成果を実践する場」です。
成果が数字で見え、個人で収益を生み出す経験にもなります。
アクセス→分析→改善の繰り返しを自分で行うことで、「真の実力」がつきます。
【2025最新】これから始めるブログ戦略

一時期はユーザー目線ではなく、個人の日常的な記事を書いても、収益を出せるブロガーが存在していました。
しかし今は、「独自の体験」「一次情報」「専門性」など、人にしか出せない情報でなければ価値を持ちにくい時代になっています。
現在では、本気の運営・戦略・差別化なしでは通用しません。
今からでも、アクセスを集めるブログを運営するコツをご紹介します。
コツ① SNSと連携し情報を拡散する
コツ② 質の高い記事を書く
コツ③ 記事執筆に生成AIを活用する
コツ④ WordPressでブログを作成する
コツ1:SNSと連携し情報を拡散する
これからブログを始めるなら、ブログとSNSをセットで運営していくことが重要になります。
現在、検索上位には権威性のあるサイトや企業が上がりやすいことは、前でご説明しました。
適切なSEO対策を行っていても検索上位になるのが難しい今、アクセスをSEOで狙うのではなく、SNSからの流入をメインにしましょう。
SNS単体では流れてしまう情報も、ブログと連携すれば拡散+資産化が両立できます。
例えば、Xで自分の考えや気づきを発信し、その詳細をブログで解説する形です。
他にも、ブログで書いた内容をYouTube・音声メディア・Xでも発信すれば、コスパよく使いまわせます。
また、SNSを通じて得られたフィードバックをブログの内容に反映させるという使い方もできます。
さらに、ブログの更新情報をSNSで発信することで、より幅広い層に自分の存在を知らせることができます。
SNSは拡散力、ブログは深さと持続力が強み。
それぞれの特性を活かし、循環する仕組みをを築くことが重要です。
コツ2:質の高い記事を書く
まず、質の高い記事を書くには、自分が何を伝えたいのか、ブログのテーマを明確に持つことです。
テーマがブレると読者は困惑し、結果としてブログから離れてしまう可能性があります。
また、読者のニーズを把握し、読者が求める専門的な知識や信用性がある情報を提供することが大切です。
数多くある媒体の中から自分のブログを見てもらうには、有益な情報提供が必須です。
さらに、自身の体験談や具体的な事例を盛り込むなど、オリジナリティを出していきましょう。
記事は書いたら終わりではなく、常に情報を最新のものに更新します。
定期的に更新し、最新の情報を提供することで、読者に信頼感を持ってもらえ、その結果、フォロワーやアクセス数が増えていきます。
悩みに対する解決法の導き方、構成も含めて質を高めることができるので、リライトを繰り返していきましょう。
コツ3:記事執筆に生成AIを活用する
これからブログを始めようとする人に、朗報があります。
それは生成AIの発展です。
今では生成AIが登場、高度化し、ブログ制作の効率は劇的に向上しています。
では、ブログ作成にどんな風に生成AIを活用したらいいか、ご紹介します。
- ブログのキーワード選定
- 構成案の作成
- 本文内容の壁打ち
- 誤字脱字がないかのチェック
生成AIをブログに使用するのに、注意点があります。
記事の執筆まで生成AIに頼ってしまうと、あなたのライティングスキル向上にはならないので、記事内容の壁打ちや、校正チェックのみに使用して、記事執筆は自分で行いましょう。
生成AIはあくまで「思考を整理し、作業を時短するための道具」です。
コツ4:WordPressでブログを作成する
今からブログを始めるなら、WordPress(ワードプレス)がおすすめです。
WordPressはWEBサイトに最も使われており、無料で使用することができます。
WordPressでブログを作成するメリットとして、
✅ 構造的にSEOに強い設計になっていて、検索エンジンにインデックスされやすい
✅ SEO対策用プラグインが豊富で、誰でも簡単に対策ができる
ということが挙げられます。
このブログもWordPressを使用して作っています。
マーケティングスキルを高めたいならブログから始めよう
確かに、巷で「ブログはオワコンだ」と言われるように、数年前のように「とりあえずブログを書けばアクセスが集まる」時代は終わりました。
しかし、だからこそ、読者が求める質の高い発信が求められています。
マーケターを目指すあなたが、読者のニーズを理解し、読者の求める記事を作れるようになれば、自然とアクセスが集まるのです。
ブログで培った読者のニーズの把握やインサイトの理解は、インスタ運用や動画編集でも活かされます。
マーケターがブログをやるべき理由は
- 読者の「検索意図」を読み解く、マーケティングの基礎が身に付く
- 記事構成を行うロジカルシンキングやライティング力が鍛えられる
- SEO、SNS連携など実践で学べる
- 悩み→原因→解決策→行動促進という基本の問題解決フレームが身に付く
- 集客・収益の仕組みを体感でき、実践を通してPDCAが回せる
- 自分ブランドの確立にもつながる
が挙げられます。
ブログはオワコンではなく、「ライティングスキル」「SEO対策」「マーケ視点」を学べる最強のマーケティングツールなのです。
ブログは「誰でもできる」からこそ、「どうやるか」が問われる時代です。
文章が苦手でも大丈夫。最初はぎこちなくても、書けば書くほど伝える力は鍛えられていきます。
まずは、自分の経験や想いを“あなたの言葉”で書いてみましょう。